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食育とは 心身の健康を確保し生涯にわたって生き生きと暮らす事が出来るよう「食」について考え「食」に対する知識や判断力を習得し、健康な食生活を実践することが出来る人間を育てる事です。
大人も含めてひとりひとりが食事内容や食習慣を考え直し、生涯を通じた健康づくりを心掛ける必要があります。
食育の目的のひとつが「おいしく楽しく食事をすること」ですので、そのために歯や口の健康が必要であることはいうまでもありません。
自分の歯で何でも咬めるようにしておくことが大切です。歯が無ければお食事の美味しさも半減してしまいますし、きれいに発音する事も出来ません。歯を守るためにも毎日の食事について考え直してみましょう。
「患者さまに本当に健康になってほしい」
咬む事の大切さについて 咬む事で
咬む力はいろいろな硬さの食材を食べる事によって発達します。偏った食べ方をしないでいろいろな形状のものを食べるようにしましょう。
歯ごたえのあるものを心がけ、子供の食べる速さに合わせて小さいうちから良く咬む事を教えましょう。
きれいな歯並びの子供に育てていくためにはしっかり咬み、咬む回数を増やしていくことが欠かせません。子供のころから正しい食べ方を身につけることは大切なことです。
食事のときは背筋をピンと伸ばしましょう。下顎の筋肉は首や背中などの筋肉と連動しています。
しっかり咬む事は背筋をピンと伸ばす事が大切です。猫背では、しっかり咬む事はできません。猫背になることで、口はいつもポカンと開いている状態になりやすくなります。そうすることによって上の前歯が出っ歯みたいな状態になってしまいます。
姿勢を正すことによって歯並びだけでなく顔の形もしていきます。
イスに座って食べるときは、足を床につけて座るようにしましょう。特に子供の場合、足をブラブラさせて座っていると姿勢が安定せずしっかり咬む事ができなくなります。
食べ物は流し込まないようにしましょう 良く咬むことで唾液が出てきます。
唾液は食べ物の味を感じたり、食べ物を飲み込みやすくしたり、消化をよくする働きがあります。最近では唾液に含まれる成分には発ガン性物質を抑える働きをもつものがある事が報告されています。
水やお茶等の飲み物で流し込みながら食事をすると、かまずに食べ物を飲み込む事が出来てしまいます。その結果、咬まずに食事をすることなり顎の発育のためによくないだけでなくドライマウス(口腔乾燥症)の原因にもなります。しっかり咬んで食べる事が必要です。
食事について 朝ごはんについて
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